【新中1】英語は「せっかち(即・結論)」のルール! — 3つの魔法の箱で「英語の正体」を解き明かす
「英語ってなんだか難しそう……」
「覚えなきゃいけないことが多そうだな……」
もし、あなたがそう思っているなら、今日ここでその不安を全て捨ててください。
実は英語には、日本語にはない**「席のルール」**があるだけなんです。
1. 日本語は「ラベル」、英語は「席」

まず、この2組の日本語を見てください。
① ネコが、ネズミを、追いかける。
② ネコを、ネズミが、追いかける。
ネコとネズミの順番は同じですが、意味は違います。
なぜなら、日本語には「が」や「を」という便利な役割ラベル(助詞)があるからです。
どこに単語を置いても、ラベルさえついていれば役割は変わりません。
しかし、英語にはこのラベルがありません。
その代わり、座る「席」の場所によって、全ての意味が決まってしまいます。

The cat chases the mouse.
= 猫が、ネズミを追う。
The mouse chases the cat.
= ネズミが、猫を追う!?

【発見!】英語には「〜が」「~を」という単語はない。
一番左の席に座った単語が、自動的に「〜が(主人公)」に変身するのです。
だから、順番を間違えると世界がひっくり返ります。
2. 脳の大逆転!日本語は「2つの箱」、英語は「3つの箱」
語順の重要性がわかったところで、日本語と英語の「脳の使い方」の決定的な違いを見てみましょう。
実はここが、多くの人が英語でパニックになる最大の原因です。
日本語は「隠れんぼ」の言葉
普段、私たちが話す日本語を思い出してください。
「昨日、リンゴ食べた。」
この文、何か足りないものはないですか?
一番大事なはずの「誰が」という主人公の箱が、日本語では消えてしまいがちです。
日本語は、わざわざ言わなくても「私のことでしょ?」と空気を読み合う**『透明人間の言葉』**なんです。
日本語は「あとまわし」
- ([ 主人公 ] )→ 3. [ 相手役 ] → 2. [ 結論・動き ]
(「私は」) → 「リンゴを」 → 「食べる」※一番大事な結論を、最後まで取っておくのが日本語です。
英語は「せっかち(即・結論)」
でも、英語の世界は違います。
主人公が、どうしたのか。という結論を先に言いたい言語です。
- [ 主人公 ] → 2. [ 結論・動き ] → 3. [ 相手役 ]
I → eat → an apple.
※主人公の次に、すぐ「どうするのか(結論)」を言ってしまうのが英語です。
だから、冒頭で誰がやったかをハッキリさせないと、1ミリも話が進まない言葉といえます。
英語を話す・書くということは、日本語では心の中に隠れていた「私」という透明人間を無理やり捕まえてきて、「1番目の席」に座らせること。
これが、英語脳に切り替えるための**「コペルニクス的転回(=脳の大逆転)」**です。
3. なぜ単語がわかっても「並べ替え」で間違えるのか?
テストで、使う単語が全部書いてある「並べ替え問題」がありますよね。
「単語の意味は全部わかるのに、なぜか順番を間違えちゃう……」
そんな経験はありませんか?
その理由はたった一つ。
あなたの脳が、まだ「日本語の2つの箱」でパズルをしようとしているから。
どれだけ高価なレゴのパーツ(単語)を揃えても、組み立てるための設計図(語順)が日本語のままなら、それは英語にはなりません。
まずは中身(単語)よりも、**「この席に座ったら、その役割になる」という『英語の席順』**をマスターすることが、英語攻略の最短ルートなのです。

4. 「動き(2番目)」の箱の「2大流派」
2番目の箱に入る言葉を「動詞」と呼びます。ここには2種類しかありません。
A流派:アクションのエンジン(一般動詞)
主人公のパワーを相手にぶつける。 [矢印 →] のイメージ。
- 例:I play tennis. (私 → プレイする → テニスを)
B流派:イコールのエンジン(be動詞)
前と後ろを「=」でつなぐ。 [= イコール] のイメージ。
- 例:I am Ken. (私 = ケン)
5. 【英語の憲法】エンジンは一つだけ!
英語の世界で逮捕されないための、たった一つの掟。
それは、「1つの文の中に、本物の動詞(エンジン)は絶対にひとつだけ」。
❌ I am play soccer.
これだと、「イコールのエンジン(am)」と「アクションのエンジン(play)」が同じ国でケンカしちゃっています。
「この文のエンジンは何かな?」と見つけるのが、英語攻略のコツです。
まとめ:英語を「論理」で味方につける
これから新しい単語をたくさん覚えていくことになります。
でも、その前にこの「3つの席」という英語の法律を脳にインストールしてしまいましょう。
- [ まず、隠れている『誰が』を捕まえて、1番目の席へ ]
- [ 結論を言いたいのを我慢せず、すぐ2番目の動詞の席へ ]
- [ そのエネルギーを、3番目の相手役の席へ ]
「日本語を訳す」のではなく、「英語の席順に言葉を放り込んでいく」。
この発想の違いを知るだけで、君たちの中学英語は驚くほどラクに、そして確実なものになります!


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